日中ハーフの手続き奮闘記

コロナ禍の海外転勤から現在までの(特に手続き関係)体験記 【日中ハーフのお子様がいらっしゃる方参考にどうぞ】

~日中ハーフ(日本で出生)の戸口簿作成のまとめ~

省、市、区、人が変われば解釈が変わる国ですので、もし手続きをされる場合は
各担当公安にてご確認ください


手続きは、中国親の戸口簿があるところでしかできません
また、お子は6歳(5歳以下)になったら、手続きが出来ません(うちの場合)


必要書類は
日本人のパスポート
中国人の身分証、戸口簿、結婚証
お子のパスポート、出生証明書及びちゃんとした機関が翻訳したもの
(それに対する公印確認?公証書?、中国大使館の認証を取ったもの)
その他必要書類があるかもなので、必ず確認要


認していませんが、中国の日本領事館で発行してもらえる出生証明は
中国語で発行するようですが、用途が違うため注意が必要です


戸口簿は即日作成
身分証は後日配達


中国パスポートが作れるか、別の省に電話にて聞いたところ、海外のパスポートを
持っているかと聞かれ、持っていないと答えると、じゃあ、作れると回答あり
なので、パスポートを2つ持つことが、二重国籍となるかならないかの境目と思いました


思い出した情報等あれば、追加していこうと思います
要望等あればコメントで教えてください

日中ハーフ(日本で出生)の戸口簿を作成④

我のパスポート
老婆の身分証、戸口簿、結婚証
お子①②のパスポート(念のため旅行証も)、出生証明書
を持って、いざ公安へ


やり取りは老婆
我はお子らの相手
なお、我はいなくても手続きはできたもよう(それは早く行って)


当初はパスポートを提示せず旅行証を出してみた(二重国籍認定の懸念があったため)
が、パスポートを出してと言われ、素直に応じる
そのほかは特に何も言われず、淡々と登録作業が進み、お子らの戸口簿ができあがる
老婆とお子らの戸籍簿は、義父が戸籍主となっているのですが、お子らは外孫子
(外国籍の孫)と記載され、備考に〇〇年〇月〇日に登録と記載された


旅行証の有効期限が切れていたので、中国のパスポートを作ってビザ取って日本に
行こうかなと思ったのですが、中国のパスポートは作れないと言われました
(一次性通行証は発行できるとのこと)
恐らく、パスポートを2つ持つことが、二重国籍となるかならないかの境目と勝手に判断



数日後、家に身分証(注1)が届きました


(注1)昔は16歳とか3歳以上になったらカードが発行されると聞いていたのですが
今は誘拐等に対応するため、年齢関係なくカードを取得できるようです

日中ハーフ(日本で出生)の戸口簿を作成③

行政書士に正式にお願いしたところ、申込書や公証役場や大使館に見せるそれぞれの委任状
等々の書類をメールでもらい、書き込むことに・・・
その中で公証役場委任状に押すハンコが、実印でその印鑑証明書とが必要だと???


我:海外で生活してて住民票がないので印鑑証明作れないんですが???
行政書士:最寄りの日本領事館でサイン証明もらったらOKです、印鑑証明と同じ扱いです


委任状を持って、領事館へ
領事官の前でサインと母印をし、しばらく待つと
委任状と領事館発行の証明書が綴じられ割印された書類をもらう


委任状完成!


他、書類に記載し、原本送付前に行政書士に見てもらい問題がなかったので
原本を送付


併せて出生届受理証明書は、日本でしか取れないので親に取ってきてもらう
親:出生届受理証明書って法務局やないかい、区役所窓口行ったし
しかも半日かかったぞ
我:同じ建物やん、でも半日かかったのは、本当にすみません、ありがとうございます


お子①②の出生届受理証明書を行政書士に送付


3週間ほどで、出生届受理証明書+公正証書+翻訳+大使館認証がセットになった書類が到着
(ホッチキスで綴じられており、外したら無効となるので注意が必要)


行政書士には2名分で10数万円のお支払い
当人が海外在住、親にちゃんとした翻訳機関?を探して翻訳してもらい、公証役場に予約
して行って公正証書をもらい、中国大使館に郵送か予約して行って認証してもらうこと
を考えると、痛い出費だけど妥当かなと思います